研究課題/領域番号 |
21790150
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
永井 純也 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (20301301)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 抗体(IgG) / レセプター / エンドサイトーシス / IgG / FcRn / 腎障害 / メガリン / キュビリン / エンドサイトーイス / 抗体医薬 |
研究概要 |
本研究では、正常時および病態時におけるIgG の体内動態およびFcRn の発現について解析するとともに、培養腸および腎上皮細胞におけるIgG 輸送特性について検討した。その結果、シスプラチン誘発腎障害マウスにおいて、FITC-IgG の血漿中半減期や腎におけるFcRn mRNA 発現は変動しなかったものの、FITC-IgG の腎蓄積量は正常群より有意に増加した。また、腸由来Caco-2 細胞および腎尿細管由来OK 細胞におけるFITC-IgG 取り込みは、それぞれFcRn 介在性エンドサイトーシスおよびメガリン/キュビリン介在性エンドサイトーシスが関与することを見い出した。
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