研究課題/領域番号 |
21790151
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療系薬学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
廣田 豪 九州大学, 薬学研究院, 助教 (80423573)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
|
キーワード | エピジェネティクス / 発現制御 / 薬物代謝酵素 / バイオマーカー |
研究概要 |
CYP3A4遺伝子発現の個人差の要因解明を目的に本研究を行った。脱メチル化処理細胞におけるCYP3A4遺伝子発現やヒストンアセチル化状態への影響を検討したところ、脱メチル化によりCYP3A4発現の上昇ならびにヒストンアセチル化の亢進を認めた。Chromosome Conformation Capture(3C)アッセイにより周辺領域の高次構造の検討したところ、CYP3A4エンハンサー領域と同遺伝子の転写開始点が近傍に位置していることが示された。以上よりエンハンサー領域のメチル化を介して、CYP3A4遺伝子発現の個人差が引き起こされていることが示唆された。
|