研究課題
若手研究(B)
ラット単離胃粘膜実験モデルで見出された胃小窩壁細胞剥離現象の詳細を明らかにし、びらん性胃炎等の胃酸分泌関連疾患との関連性を検討した。本研究では、この実験モデルと凍結技法を応用してヒスタミン、H2レセプター拮抗剤、プロトンポンプ阻害剤に代表される酸分泌に関連した試薬が壁細胞剥離現象に与える影響を検討し、NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛剤)投与による実験潰瘍モデルを確立した。胃酸分泌に強力に与る胃小窩壁細胞の制御が可能になれば、胃酸分泌関連疾患の新たな予防法や治療法の開発に寄与できるものと期待される。
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