研究課題/領域番号 |
21790194
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
坂部 正英 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (00525983)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 先天異常学 / 奇形学 / レチノイン酸 / 心奇形 / 大血管転位 / 心内膜床形成 / 遺伝子解析 |
研究概要 |
ビタミンA誘導体であるレチノイン酸は催奇形因子として知られている。我々のグループは妊娠マウスの特定期間にレチノイン酸を投与すると、胎仔がヒト大血管転位症に似た表現型を示すことを報告した。しかし、そのメカニズムは不明であった。本研究では遺伝子工学および発生工学を用いた解析により、レチノイン酸処理胚でのTbx2の発現が低下し、この発現制御がレチノイン酸シグナルによる直接的な抑制であることを見出した。また、Tbx2は心内膜床形成に必須の液性因子であるTgfβ2の発現を誘導し、このTbx2-Tgfβ2カスケードの異常がレチノイン酸誘導性大血管転位症を発症させる要因の1つであることを示した。
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