研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、循環調節中枢ニューロン自体が低酸素感受性を持っていることが明らかとなった。中枢性高血圧の原因を解明するために、ラットの人工脳脊髄液灌流標本を用いて、機能的に同定された循環調節中枢ニューロンからのパッチクランプ法による膜電位測定方法を確立した。また、循環調節中枢ニューロンに対するシナプス入力を高血圧モデル動物と正常動物において比較したところ、高血圧モデル動物では循環調節中枢ニューロンへの抑制性シナプス入力が減弱している可能性が示唆された。
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Respiratory Physiology & Neurobiology
巻: 177(2) ページ: 207-211