研究課題
若手研究(B)
癌細胞の異常増殖や転移の原因の一つにプレニル化されたGタンパクの増加が挙げられる。今回、我々はプレノイドの新規代謝経路及びその経路を触媒するプレニルアルデヒド還元酵素を見出した。本酵素は様々な癌で高発現することが知られており、癌細胞増殖との関連性も示唆されている。また、3種のプレニルアルデヒド還元酵素の阻害剤の創製研究を行い、3種の酵素全てについて強力かつ高い選択性を示す阻害剤の開発に成功した。またこれら阻害剤によるプレニルアルデヒド還元酵素の阻害は癌細胞の増殖を有意に抑制した。以上のことから、プレニルアルデヒド還元酵素は癌細胞特異的に作用する新規癌標的分子であり、その選択的阻害剤は新規制癌薬として期待される。
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