研究課題/領域番号 |
21790253
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 星薬科大学 |
研究代表者 |
大澤 匡弘 星薬科大学, 薬学部, 講師 (80369173)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 糖尿病 / 痛覚過敏 / インスリン / グルタミン酸 / 神経科学 / 中枢神経系 / 薬理学 / グルタミン酸神経 / 視床外側核 / アロディニア / グルタミン酸神経系 / NMDA受容体 / AMPA受容体 / 有痛性神経障害 / 遺伝子発現 |
研究概要 |
糖尿病時にみられる感覚異常の発生原因を明らかにし、その治療薬の開発を目的として研究を行った。糖尿病があると脳内で痛みを受け取る神経(グルタミン酸神経)の感受性が亢進しており、痛みを中継する脳の場所(視床)で神経を過敏にする細胞(ミクログリア細胞)が活性化していた。また、痛みの情報を受け取る受容体の機能を健常動物で亢進させると感覚異常が生じた。これらのことから、糖尿病の状態では、脳内における痛覚伝達神経回路は過剰な興奮状態にあり、感覚異常の原因の一つとなる可能性がわかった。
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