研究課題/領域番号 |
21790258
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
諫田 泰成 国立医薬品食品衛生研究所, 薬理部, 室長 (70510387)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | NADPH酸化酵素 / 間葉系幹細胞 / 脂肪分化 / 生活習慣病 |
研究概要 |
本研究において、間葉系幹細胞から脂肪細胞への分化過程に活性酸素が関与しているのか検討した。間葉系幹細胞の分化に伴い細胞内に活性酸素が産生され、抗酸化剤処理により分化が抑制されたことから、脂肪分化に活性酸素が関与することが示唆された。次に、阻害剤及びRNA干渉法による検討により、活性酸素の産生酵素としてNADPH酸化酵素Nox4を同定した。さらに、肥満モデル動物である高脂肪食負荷マウスに抗酸化剤を慢性投与したところ、脂肪の蓄積が抑制された。以上の結果から、活性酸素が脂肪分化と肥満に重要であることが示唆された。
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