研究課題
若手研究(B)
肝臓は生体の恒常性を担う臓器であり、エネルギーの貯蔵、代謝、解毒作用など多種多様な機能を備えている。転写因子C/EBPαは出生後に必須の糖新生系やアンモニア代謝系酵素の発現を制御する重要な転写因子である。TRBファミリーのTRB1は肝芽細胞に強く発現し、過剰発現により肝細胞分化マーカーの発現を負に制御した。対照的に、TRB1欠損マウスでは肝細胞分化マーカーの発現が増加した。Lucアッセイの結果、肝芽細胞においてTRB1は量依存的にC/EBPαの転写活性を抑制する因子であることが判明した。
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