研究課題/領域番号 |
21790412
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
紙谷 尚子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (40279352)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | ヘリコバクター・ピロリ / 胃がん / cagA遺伝子 / 上皮細胞極性 / 細胞増殖 / 胃癌 |
研究概要 |
cagA遺伝子を保有するヘリコバクター・ピロリ感染は胃がん発症の危険率を有意に高める。本研究の目的は、CagAによる胃上皮細胞の極性破壊と細胞増殖をつなぐ分子機構を解明することである。CagAはSHP2活性化を介してErk-MAPK経路を異常活性化すると同時に、PAR1抑制を介して上皮細胞極性を破壊する。CagA依存的な上皮極性破壊がRhoAを活性化し、p21の発現を抑制する結果、細胞増殖を亢進させることを明らかにした。
|