研究課題
若手研究(B)
本研究は、食中毒の原因となるウエルシュ菌エンテロトキシン(CPE)と、その受容体であるクローディン(Cldn)の認識結合機構を解析し、本毒素の細胞膜傷害機構を明らかにすることを目的とした。その結果、CPE感受性Cldnの第二細胞外ループのC末端側12アミノ酸領域が、CPEと結合するために必要な最小領域であることと、この領域とCPEとの間の静電的引力が両者の相互作用に重要であることを明らかにした。さらに、CPE全分子の結晶構造解析に成功し、β型孔形成毒素の構造学的特徴を見出すことができた。
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J Biol Chem doi:10.1074/jbc.
J Biol Chem VOL.285, NO.1
ページ: 401-408
The Journal of Biological Chemistry
巻: 285(33) ページ: 25467-25475
Journal of Biological Chemistry VOL.285
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