研究課題/領域番号 |
21790429
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
有満 秀幸 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (40367701)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | シグナル伝達 / 粘膜免疫 / cAMP / 下痢毒素 / アジュバント / 細菌下痢毒素 / コレラ毒素 / CREB / 粘膜アジュバント / 毒素原性大腸菌易熱性毒素 |
研究概要 |
コレラ毒素(CT)の示す粘膜アジュバント活性におけるcAMPの関与を分子生物学的に解析するため、CTとその変異CT(E112Q)及びBサブユニット(CTB)を用いて実験を行った。CTはCTBとGM1の結合を介して脾細胞に結合し、Aサブユニットの酵素活性依存的にcAMP下流シグナルのPKA-CREB経路の他p38-CREB経路も活性化した。またCTを経鼻投与したマウスから調製した脾細胞は、CT及びE112Q刺激に対してサイトカインを産生した。これらの活性はE112Q やCTB 処置した脾細胞やマウスでは認められなかったことより、CTの活性によるcAMPシグナルはアジュバント活性に何らかの関与をしていると考えられた。
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