研究課題/領域番号 |
21790502
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
山上 実紀 一橋大学, 大学院・社会学研究科, その他の補助員 (40468103)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 感情労働 / 医療の質 / バーンアウト / ストレス / 質的研究 / コミュニケーション / メンタルヘルス / 医師患者関係 |
研究概要 |
医師のバーンアウトと感情労働の関係を明らかにすることを目的とし、総合診療医17名を対象としたインタビュー調査を行った。結果として、医師たちは「冷静さ」という感情規則を保つために、"患者との距離化"、"自らの感情の抑圧"という2つの方法を用いて自らの感情を管理していた。医師にとっての困難な感情体験を乗り越えるために、医師にとって感情管理は必要であり、そのような医師の感情労働を自他ともに肯定できるかどうかという状況要因が、医師のバーンアウトに関連していることを指摘した。
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