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医療の質に基づく支払い方式の国際比較と我が国への導入モデルの構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21790506
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 医療社会学
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

諸岡 健雄  国際医療福祉大学, 大学院, 准教授 (30458426)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード医療政策評価 / P4P / 医療の質に基づく支払い方式 / 国際制度比較
研究概要

本研究は、1) P4Pの国際制度比較研究、並びに、2) P4Pの我が国への導入モデルの検討、の2つのコンポーネントからなる。P4Pを既に導入している各国・地域ごとにそれぞれ異なる制度のあり方の類型化を試み、また、医療の質や効率性の改善につながる効果を定量的に検討すべく、平成21年度は、4月から8月にかけて文献調査を実施した。その結果、広い意味でのP4P制度のあり方は、次の各項のごとく大きく分類できることが判明した。すなわち、(1) pay for reporting、(2) payfor resources spent、(3) pay for procedure followed、(4) pay for patient outcome、(5) pay for patient satisfactionの5項目である。このうち、狭義のP4Pは(4)のみを指す場合が多いものの、(4)以外の複数の評価指標と組み合わせて、若しくは、(4)の導入にあたっての前段階として(4)以外の評価指標による支払いが実施されている例も散見されたことから、海外の専門機関に対するヒアリング調査の結果等も踏まえ、本研究の対象とする制度の範囲を限定することとした。
このほか、P4Pによる支払いの対象となっている分野についても、制度間に大きな多様性が存在していることが明らかとなった。このうち、本研究においては、急性期医療を対象として介護分野を対象としない(ただし看護分野については対象とする。)旨、研究協力者間で合意を形成している。
なお本研究は、主任研究者の離職に伴う研究者資格の喪失のため、平成22年1月末をもって中断しており、従って、本年度に予定していた研究活動のうち、海外の専門機関に対するヒアリング調査及び制度比較研究については、実施されることがなかった。また、来年度に予定していたP4Pの我が国への導入モデルの検討も行われない。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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