研究課題/領域番号 |
21790533
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態検査学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
辰巳 直也 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 寄附講座助教 (60512960)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | microRNA / WT1遺伝子 / アポトーシス / 癌 / 細胞死 / マイクロRNA |
研究概要 |
がん細胞で高発現し抗アポトーシス機能を果たしているWT1遺伝子が,抗癌剤ドキソルビシン処理によるアポトーシス誘導時に、その濃度依存的に発現抑制をうけることを見出した。次に、抗癌剤誘導性アポトーシス時に発現が亢進し、WT1の発現を抑制することによりアポトーシス経路を活性化しうるmicroRNA(miRNA)の同定を試みた。低分子RNAクローニング法により、抗癌剤処理により発現誘導をうける低分子RNAを22種同定し、それらのなかからmiR-A(仮称)がWT1を標的としアポトーシスを制御しうることを明らかにした。さらにmiR-Aは肺癌患者の予後マーカーになりうることを明らかにした。
|