研究課題
若手研究(B)
食品成分による癌予防を実現するためには、複数成分の併用効果の高い組み合わせを見出し、そのメカニズムを解明することが重要である。本研究では、高い癌予防効果が期待されるアブラナ科植物由来成分に着目し、インドール-3-カルビノール(I3C)とブラシニンの癌細胞増殖抑制効果を解析した。特にI3Cは、大豆に含まれるゲニステインや、プロポリス等に含まれるガランギンと併用処理すると癌細胞増殖抑制効果が増強することを見出し、その分子メカニズムについて、オートファジーや活性酸素種(ROS)の関与を明らかにした。
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http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/pubmed/