研究課題/領域番号 |
21790583
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
古川 慎哉 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (60444733)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 糖尿病 / 睡眠呼吸障害 / 疫学 / 睡眠呼吸障 |
研究概要 |
698名の糖尿病患者(男性416名/女性282名)に対して身長、体重、問診票でいびきの有無、ESS(Epworth sleepiness scale),アルコール摂取の有無を調査し、同日にpolysomnographyと相関性が高いフローセンサ法でSDBのスクリーニングを行ったSDBの合併率は85.8%(599/698名)、中等度SDB以上が41.1%(287/698名)、重症SDBは4.2%(30/698名)であった。BMI23以下でもSDBは82.7%(196/237名)、中等度SDBは35.4%(84/237名)であったが、BMIが23より高い群と比較するとともに有意にSDBの頻度は低かった(p<0.01)。重症例はBMI30以上で高率となり、ESSの陽性率も高率であった。肥満度低値(BMI<23以下)であっても中等度以上のSDBが35.4%に合併している点やESSの陽性率が高くないことなどがスクリーニングの問題点であることが明らかとなった。
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