ベトナムにおける小児肺炎発症の社会環境的リスク因子の量的・質的探究

• 研究課題/領域番号: 21790585
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 公衆衛生学・健康科学
• 研究機関: 長崎大学
• 研究代表者: 阿部 朋子 長崎大学, 熱帯医学研究所, 研究員 (70361368)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
• キーワード: 急性呼吸器感染症 / 小児肺炎 / ベトナム / 呼吸器感染症 / 肺炎 / 小児

研究概要

ベトナム中南部の都市ニャチャンにおいて、呼吸器感染症で入院した5歳未満児の保護者に対し発症から治療までの行動に関する聞き取り調査、および医師、薬剤師などに対する抗菌薬処方、販売等に関する聞き取り調査を実施した。保護者200名に対する調査の結果、医療へのアクセスは迅速で判断も適切であるが、処方された抗菌薬の使用については自己判断での中止など不適切な点があることが分かり、医師や薬剤師への調査でも同様であった。