紫外線撮影による陳旧打撲傷診断法の実用化と受傷後経過時間推定への応用

• 研究課題/領域番号: 21790603
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 法医学
• 研究機関: 秋田大学
• 研究代表者: 美作 宗太郎 秋田大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50284998)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 医療・福祉 / 法医学 / 小児虐待 / 打撲傷 / 皮下出血 / 分光測色計 / 超音波診断 / 紫外線撮影 / 社会医学

研究概要

陳旧打撲傷を肉眼的に証明することは難しい.そこで,紫外光を利用して陳旧打撲傷を診断する方法を試みた.結果として,390nm付近の波長の紫外光が陳旧打撲傷の可視化に適切であることが判明した.また,測色学的検討によって,打撲傷の色調のうち黄色の成分が紫外光により明瞭になることが判明した.紫外線撮影法については,更なる検討が必要である.

研究成果

• [雑誌論文] Spectrophotometric Evaluation of the Age of Bruises in Children : Measuring Changes in Bruis Color as an Indicator of Child Physical Abuse. (2010)
  • 著者名/発表者名: Mimasaka S, Ohtani M, Kuroda N, Tsunenari S.
  • 雑誌名: Tohoku J Exp Med. 220 ページ: 171-175
  • 査読あり
• [雑誌論文] Subependymal injuries in anterior horns of lateral ventricles and saggital rotational acceleration applied to the head. (2010)
  • 著者名/発表者名: Kuroda N, Kita T, Mimasaka S, Wakabayashi K.
  • 雑誌名: Rom J Legal Med. 18 ページ: 103-114
  • 査読あり
• [雑誌論文] 被虐待児における打撲傷の臨床法医学的評価法 (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎
  • 雑誌名: 秋田医学 37 ページ: 67-70
  • NAID: 110007873835
• [雑誌論文] 未治療の収縮性心膜炎の一剖検例 (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎, 角野莉那, 大島徹, 大谷真紀, 北武, 黒田直人
  • 雑誌名: 法医学の実際と研究 53 ページ: 131-134
  • 査読あり
• [雑誌論文] 覚醒剤による興奮錯乱状態の為に鎮静衣で拘束されその約13時間後に死亡した一例. (2010)
  • 著者名/発表者名: 大島徹, 米満孝聖, 松末綾, 原健二, 久保真一, 大谷真紀, 美作宗太郎
  • 雑誌名: 法医学の実際と研究 53 ページ: 135-140
  • 査読あり
• [雑誌論文] Subependymal injuries in anterior horns of lateral ventricles and saggital rotational acceleration applied to the head. (2010)
  • 著者名/発表者名: Kuroda N, Kita T, Mimasaka S, Wakabayashi K.
  • 雑誌名: Rom J Legal Med. 巻: 18 ページ: 103-114
  • 査読あり
• [雑誌論文] 被虐待児における打撲傷の臨床法医学的評価法 (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎
  • 雑誌名: 秋田医学 巻: 37 ページ: 67-70
  • NAID: 110007873835
• [雑誌論文] 未治療の収縮性心膜炎の一剖検例 (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎, 角野莉那, 大島徹, 大谷真紀, 北武, 黒田直人
  • 雑誌名: 法医学の実際と研究 巻: 53 ページ: 131-134
  • 査読あり
• [雑誌論文] Spectrophotometric evaluation of the age of bruises in children : measuring changes in bruise color as an indicator of child physical abuse (2010)
  • 著者名/発表者名: Mimasaka S, Ohtani M, Kuroda N, Tsunenari S.
  • 雑誌名: Tohoku J Exp Med. 220 ページ: 171-175
  • 査読あり
• [雑誌論文] 型的二重結合反応法および凝集阻止試験法によるヒト臓器のABH血液型抗原活性について (2009)
  • 著者名/発表者名: 北武, 美作宗太郎, 黒田直人
  • 雑誌名: 法医学の実際と研究 52 ページ: 35-40
  • 査読あり
• [雑誌論文] 義歯を生前資料として利用した個人識別の3例 (2009)
  • 著者名/発表者名: 大谷真紀, 千葉孝, 西田尚樹, 吉岡尚文, 美作宗太郎
  • 雑誌名: 法医学の実際と研究 52 ページ: 41-46
  • 査読あり
• [学会発表] 子どもを虐待から救うために法医学者には何ができるのか (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎
  • 学会等名: 日本小児科学会第98回秋田地方会
  • 発表場所: 秋田県総合保健センター(秋田)
  • 年月日: 2010-12-05
• [学会発表] 被虐待児にみられる損傷の写真撮影の現状 (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎, 大島徹, 大谷真紀
  • 学会等名: 日本子ども虐待防止学会第16回学術集会くまもと大会
  • 発表場所: 熊本県立劇場(熊本)
  • 年月日: 2010-11-27
• [学会発表] 被虐待児にみられる損傷の写真撮影の現状 (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎, 大島徹, 大谷真紀
  • 学会等名: 日本子ども虐待防止学会第16回学術集会くまもと大会
  • 発表場所: 熊本県立劇場
  • 年月日: 2010-11-27
• [学会発表] 被虐待児における打撲傷の臨床法医学的評価法 (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎
  • 学会等名: 法医病理研究会第17回法医病理夏期セミナー
  • 発表場所: アルファあなぶきホール(高松)
  • 年月日: 2010-08-28
• [学会発表] 被虐待児における打撲傷の臨床法医学的評価法 (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎
  • 学会等名: 法医病理研究会第17回法医病理夏期セミナー
  • 発表場所: アルファあなぶきホール
  • 年月日: 2010-08-28
• [学会発表] 法医学者による被虐待児の損傷検査の需要. (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎, 佐々木恭子, 大谷真紀
  • 学会等名: 第94次日本法医学会学術全国集会
  • 発表場所: タワーホール船堀(東京)
  • 年月日: 2010-06-24
• [学会発表] 法医学者による被虐待児の損傷検査の需要 (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎, 佐々木恭子, 大谷真紀
  • 学会等名: 第94次日本法医学会学術全国集会
  • 発表場所: 東京タワーホール船堀
  • 年月日: 2010-06-24
• [学会発表] 臨床法医学の実務と研究～打撲傷の客観的評価法を中心に～ (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎
  • 学会等名: 秋田県臨床内科医会総会
  • 発表場所: 秋田
  • 年月日: 2010-05-09
• [学会発表] 被虐待児における打撲傷の臨床法医学的評価法 (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎
  • 学会等名: 秋田医学会
  • 発表場所: 秋田大学医学部付属病院(秋田)
  • 年月日: 2010-01-13
• [学会発表] 被虐待児における打撲傷の臨床法医学的評価法 (2010)
  • 著者名/発表者名: 美作宗太郎
  • 学会等名: 秋田医学会
  • 発表場所: 秋田大学医学部
  • 年月日: 2010-01-13
• [学会発表] 梱包用テープによる鼻口部閉塞3剖検例の検討(特に死体検案時撮影画像の有用性について) (2009)
  • 著者名/発表者名: 黒田直人, 美作宗太郎, 北武
  • 学会等名: 日本法医学会総会
  • 発表場所: 千里ライフサイエンスセンター(大阪)
  • 年月日: 2009-05-15
• [学会発表] ヒト臓器のABH血液型抗原活性について(II). (2009)
  • 著者名/発表者名: 北武, 美作宗太郎, 黒田直人
  • 学会等名: 日本法医学会総会
  • 発表場所: 千里ライフサイエンスセンター(大阪)
  • 年月日: 2009-05-14
• [学会発表] 検屍・法医解剖における眼底所見の評価 (2009)
  • 著者名/発表者名: 大島徹, 美作宗太郎, 米満孝聖, 大津由紀, 笹尾亜子, 恒成茂行
  • 学会等名: 日本法医学会総会
  • 発表場所: 千里ライフサイエンスセンター(大阪)
  • 年月日: 2009-05-14
• [学会発表] ヒト臓器のABH血液型抗原活性について(II) (2009)
  • 著者名/発表者名: 北武, 美作宗太郎, 黒田直人
  • 学会等名: 日本法医学会総会
  • 発表場所: 千里ライフサイエンスセンター
  • 年月日: 2009-05-14