研究課題/領域番号 |
21790607
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
池村 真弓 三重大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (30515490)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 薬物中毒 / 脂肪肝 / ハロペリドール / トキシコロジー / 薬物代謝 / 臓器分布 |
研究概要 |
脂肪肝におけるハロペリドールの血中濃度と臓器への毒性相関を解明するために、モデルラット(FL)を用いてハロペリドールの臓器内薬物蓄積性について検討を行った。その結果、治療量投与では血中および臓器内薬物濃度はFLで有意に増加するが、中毒量投与では有意差は認められなかった。その原因としてFLでの薬物タンパク結合率の低下と、薬物投与前より門脈血流量が増加し薬物投与により変動しないことから、薬物代謝能低下が示唆された。本研究成果は臨床だけでなく法医学実務における薬物関連死の死因判断においても有用な基礎的知見である。
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