研究課題/領域番号 |
21790622
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
亀山 祐美 東京大学, 保健・健康推進本部, 助教 (60505882)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 認知症 / 介護ストレス / 介護うつ / 介護ストレス症候群 / 介護うつ病 / 認知症に伴う行動心理症状 / バイオマーカー |
研究概要 |
認知症の介護疲れによる心身のストレスから、介護者のうつや虐待の増加が社会で問題になっている。認知症専門外来に通院中で、老老介護 34夫妻の介護者のストレス状態の把握を目的として心理検査とストレスマーカーの測定を行った。 介護者は高頻度でうつ、不安を有していた。GDS15(うつ状態)、POMSの抑鬱(p=0.05)、STAIの特性不安(p=0.02)は介護者(妻)の方が有意に悪い結果であった。 配偶者の認知症進行に伴い、介護者(夫)は、心理的QOLが低く、特性不安とGDSが高くなった。一方、介護者(妻)は、POMSの怒り-敵意と特性不安が軽快した。 介護者のストレス評価も認知症診療で取り入れる必要がある。また、介護ストレスには性差があり、それに基づく対応が重要と考えた。
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