研究課題/領域番号 |
21790627
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
清水 孝洋 高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (00363276)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 中枢性交感神経ー副腎髄質系 / ホスホリパーゼC / ジアシルグリセロールリパーゼ / 2-アラキドノイルグリセロール / モノアシルグリセロールリパーゼ / アラキドン酸 / 脳内大麻 / エンドカンナビノイド / カンナビノイドCB受容体 / 中枢性交感神経-副腎髄質系 / カンナビノドCB受容体 / 2-アラキドノイルグリセロール(2-AG) / ストレス反応 / 交感神経-副腎髄質系 / カテコールアミン / 高速液体クロマトグラフィー / コルチコトロピン放出因子(CRF) |
研究概要 |
ストレス反応に関与する交感神経-副腎髄質(SA)系の脳内賦活制御機構を脳内エンドカンナビノイド(eCB)(いわゆる脳内大麻)との関連で解析した。結果、麻酔下ラットにおいて、中枢性SA系賦活時に脳内でeCBの2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)が産生され、これが本賦活反応に対し、(1)脳内アラキドン酸前駆物質として促進性に関与する一方、(2)脳内eCBとして抑制性にも関与する、という、脳内2-AGの二方向性の役割が明らかとなった。今回の成果より、脳内大麻を標的としたストレス反応制御薬物の開発が期待される。
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