研究課題
若手研究(B)
大量に得ることが困難な組織幹細胞をin vitroで培養・増殖し、再生医療へと応用することを目的として、胎生期の肝臓における幹細胞の増殖・分化誘導機構の解明を行った。我々は既に肝発生初期(マウスE9.5,E10.5)の肝臓にDlk、CD13両陽性の細胞が存在することを見いだしている。そこで、E9.5及びE10.5マウス肝臓からDlk・CD13両陽性の細胞を純化し、コロニー形成能やマーカータンパク質の発現を解析した。その結果、肝発生初期のDlk・CD13共陽性細胞はより内胚葉系前駆細胞に近い性質も保持しており、その後肝幹・前駆細胞としての形質を獲得していくことが示唆された。
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Hepatology 52
ページ: 1111-1123
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http://hepato.umin.jp/kouryu/kouryu13.html