研究課題/領域番号 |
21790687
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
中出 幸臣 愛知医科大学, 医学部, 講師 (70431400)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | アンギオテンシン受容体拮抗剤 / NASH / 肝発癌予防 / コリン欠乏食 / 肝脂肪化 / 肝線維化 |
研究概要 |
アンギオテンシン受容体拮抗剤(ARB)がNASH関連肝発癌を予防しうるかを検討するため、コリン欠乏アミノ酸(CDAA)食をラットに用いて検討を行った。CDAA投与24週後にラットは肝硬変に至り、更に24週間CDAAを摂食させると肝硬変は増悪し54.5%のラットに肝発癌を認めた。一方ARBであるテルミサルタンをCDAA投与24週後から投与すると肝線維化が改善し、肝発癌は確認されなかった。以上より肝硬変にいたってからでもテルミサルタンを投与することで肝線維化は軽快し、肝発癌予防しうる可能性が示唆されNASH関連肝発癌の予防に応用しうる可能性が示唆された。
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