研究課題/領域番号 |
21790744
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
東條 大輝 北里大学, 医学部, 講師 (70327344)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 心肥大 / アンジオテンシンII / リモデリング |
研究概要 |
本研究の目的は、レニン・アンジオテンシン系を介する心肥大シグナリングにおいて、c-Ablを介する未知の経路が存在することを証明し、かつ、同分子が治療標的となりうることを明らかにすることである。 我々の検討から、アンジオテンシンIIの慢性投与によるマウス高血圧モデルの心筋においてc-Ablの発現が有意に亢進しており、アンジオテンシンIIの急性投与によりマウス心筋においてc-Ablのチロシンリン酸化が著しく亢進することが示された。これらより、心臓リモデリングの重要過程の一つである心筋細胞肥大にc-Abl重要な役割を演じていることが示唆され、c-Ablを薬理学的、genetic ablationなどで阻害することによって、アンギオテンシンによる反応が減弱するかどうか、動物モデルや培養心筋細胞等を用いて検討が必要と考えられる。
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