研究課題
若手研究(B)
生理的および病的条件下での気道分泌は、従来考えられていたものよりも精巧に調整されている。研究代表者はヒトに類似した分泌様式を持つブタ気管を用いた本研究によって、病原微生物や外来抗原の認識および排除に必要な自然免疫における中心的役割をもつことで近年注目されているToll様受容体4が、外因性の分泌増強効果を持つことを初めて明らかにした。本研究成果は今後の気道分泌研究をさらに発展させ、将来的には難治性気道炎症疾患の新規治療法の開発にも通じるものである。
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Cell Mol Biol
巻: 45 ページ: 1101-1110
Am J Respir Cell Mol Biol
巻: 45 号: 5 ページ: 1101-1110
10.1165/rcmb.2011-0020oc