研究概要 |
in vitro及びin vivo, aICARの投与が細胞周期の抑制とアポトーシスの誘導により, 細胞の増殖とマウス皮下での成長の抑制効果を見出した. 細胞内のシグナルに関してはAICARの投与が細胞のp53タンパク質とphospho-p53の発現量を増加し, phosphor-Aktとp70/phosphor-p70の発現量を減らした. 更に, 胸腔モデルではAICARの投与が対照群に比べて, モデルマウスの生存期間を有意に延長した. これらの結果がAMPKの活性化及びAICARが悪性中皮腫の重要な治療ターゲットであることを暗示した。
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