研究課題
若手研究(B)
EGFRは上皮性悪性腫瘍のみではなく正常肺組織でも発現しており、細胞・組織の恒常性維持という役割を担っている。肺がん治療薬として用いられるEGFR阻害剤の急性肺障害が大きな問題となっているが、EGFR阻害剤の正常肺組織に及ぼす影響や肺障害におけるTNF-EGFRシグナルの関与については、これまで明らかにされていない。本研究では、TNFにより誘導されるErbB受容体のトランス活性化シグナルに焦点を当て、EGFR阻害剤の正常肺組織に及ぼす影響と肺障害を誘導する分子機構の一端を解明した。さらに、特発性間質性肺炎、肺線維症といった難治性慢性炎症性肺疾患の治療指針に重要な示唆を与えるものと期待される。
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癌と化学療法
巻: 39巻6号 ページ: 857-862
Am J Physiol Gastrointest Liver Physiol
巻: 301(2)
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http://www10.showa-u.ac.jp/~molonco/index/