腎糸球体上皮細胞におけるオートファジー関連蛋白の機能解析

• 研究課題/領域番号: 21790821
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 腎臓内科学
• 研究機関: 順天堂大学
• 研究代表者: 淺沼 悦子 順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (30508172)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 糸球体上皮細胞 / 糸球体硬化 / ネフローゼ症候群 / オートファジー / GABARAP / P62 / 細胞内蛋白凝集 / Atg7

研究概要

我々は、オートファジー関連蛋白であるGABARAP、Atg7に注目して腎糸球体上皮細胞における機能解析を行った。GABARAP Tgマウスの観察により、GABARAPが糸球体硬化にいたるメカニズムに関与している可能性が考えられた。また、GABARAPのプロセシングに必要なAtg7について、ポドサイト特異的Atg7欠損マウスの観察により、ポドサイト障害時にAtg7が関与している可能性が示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] Dendrin location in podocytes is associated with the disease progression in animal and human glomarulopathy. (2011)
  • 著者名/発表者名: Katsuhiko Asanuma, Miyuki Akiba-Takagi, Fumiko Kodama, Rin Asao, Yoshiko Nagai, Aida Lydia, Hiromitsu Fukuda, Eriko Tanaka, Terumi Shibata, Hisatsugu Takahara, Teruo Hidaka, Etsuko Asanuma, Eiki Kominami, Takashi Ueno, Yasuhiko Tomino
  • 雑誌名: American Journal of Nephrology. accepted on March
  • 査読あり
• [学会発表] GFP-GABARAP (Gamma aminobutyric acid A receptor associated protein) Tgマウスにおけるアドリアマイシン腎症の観察 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高木美幸、淺沼克彦、淺沼悦子, 他
  • 学会等名: 第12回東京腎炎ネフローゼ研究会
  • 発表場所: 東京・大手町
  • 年月日: 2010-07-24
• [学会発表] GFP-GABARAP(Gamma aminobutyric acid A receptor associated protein)Tgマウスにおけるアドリアマイシン腎症の観察 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高木美幸
  • 学会等名: 第12回 東京腎炎ネフローゼ研究会
  • 発表場所: 東京・大手町
  • 年月日: 2010-07-24
• [学会発表] ポドサイトにおけるGABARAPの役割の検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高木美幸、淺沼克彦、淺沼悦子, 他
  • 学会等名: 第52回日本腎臓学会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2009-06-03
• [学会発表] ポドサイトにおけるGABARAPの役割の検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高木美幸
  • 学会等名: 第52回 日本腎臓学会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2009-06-03
• [備考] ホームページ等