研究課題
若手研究(B)
多発性骨髄腫は、骨髄微小環境に依存した進展を示し広範な骨破壊性病変を形成する難治性の造血器悪性腫瘍である。骨髄腫骨病変部では、活性型TGF-βが多量に存在し骨形成を抑制していると考えられる。本研究結果から、TGF-βI型受容体(ALK5)阻害薬によるTGF-β作用の阻害は、骨髄腫において骨芽細胞分化を誘導し骨髄腫腫瘍進展を抑制することが示唆され、ALK5阻害薬が骨形成の回復と同時に骨髄腫の腫瘍進展を抑制する新たな分子標的治療法の開発につながり得ることが示された。
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PLos ONE. 5(3)
PLoS One
巻: Mar 25 ; 5(3)