研究課題
若手研究(B)
好酸球は気管支喘息などのアレルギー疾患の病態の進行に深く関与するエフェクター細胞である。インターロイキン-5(IL-5)は好酸球の分化・成熟に必須なサイトカインであるが、分化・成熟した後の好酸球にも作用し、同細胞を活性化したりアポトーシスを抑制したりする。これまでIL-5のターゲットとしてIL-5Rα(variants 1,4)鎖が同定され、IL-5の作用はすべてこの既知IL-5Rα鎖を介し発揮されるものと考えられていた。しかし、IL-5が好酸球に対し分化誘導作用を発揮する分子メカニズムに関しては既知IL-5Rα(variants 1,4)鎖では説明できない。本研究では新たなレセプターを探索した結果、ヒトIL-5レセプター(IL-5R)α鎖の2つの新規 splicing variantsを見いだし、variant 7(AB288089)およびvariant 8(AB288090)と命名して遺伝子データベースに登録した。
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