地域の医療機関における薬剤耐性菌の現状および対策に関する検討

• 研究課題/領域番号: 21790956
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 感染症内科学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 國島 広之 東北大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (60339843)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 感染症

研究概要

地域における社会福祉施設の同意が得られた入所者を対象とし、ESBLsについてスワブを用いて採取し、分離同定するとともに施設評価を行った。17.8%(19/107)からESBLsが検出された。施設評価では、介護度の高い(築年数の長い)施設に多く、交差感染対策の遵守率は必ずしも高くなく、良く触れる環境部位は汚染が多く見られた。本検討により、社会福祉施設における効果的な感染対策の啓発の必要が考えられた。

研究成果

• [学会発表] ESBL Active Surveillance Culture in patients rehospitalized from other facilities (2010)
  • 著者名/発表者名: Hiroyuki Kunishima, J.Chiba, T.Aoyagi, M.Hatta, K.Tokuda, M.Kitagawa, H.Yano, Y.Hirakata, Y.Honda, M.Kaku
  • 学会等名: Fifth Decennial International Conference on Healthcare-Associated Infections
  • 発表場所: Atlanta, USA.
  • 年月日: 2010-03-19
• [学会発表] ESBL Active Surveillance Culture in patients rehospitalized from other facilities (2010)
  • 著者名/発表者名: 國島広之, ら
  • 学会等名: Fifth Decennial International Conference on Healthcare-Associated Infections 2010
  • 発表場所: アメリカ合衆国アトランタ
  • 年月日: 2010-03-19
• [学会発表] ESBLs ASC in patients rehospitalized from other facilities and Nursing homes (2010)
  • 著者名/発表者名: Hiroyuki Kunishima, J.Chiba, T.Aoyagi, M.Hatta, K.Tokuda, M.Kitagawa, H.Yano, Y.Hirakata, Y.Honda, M.Kaku
  • 学会等名: Seventh International Conference of the Hospital Infection Society
  • 発表場所: Liverpool, UK.
• [学会発表] ESBLs産生菌による菌血症の臨床経過およびリスク因子について (2010)
  • 著者名/発表者名: 國島広之, 千葉潤一, 小林隆夫, 青柳哲史, 八田益充, 北川美穂, 矢野寿一, 平潟洋一, 本田芳宏, 賀来満夫
  • 学会等名: 日本感染症学会東日本支部総会
  • 発表場所: 東京
• [備考] ホームページ等
  • URL: http://www.tohoku-icnet.ac/