研究課題/領域番号 |
21790958
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
田尻 和人 富山大学, 附属病院, 助教 (30512165)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | B型肝炎ウイルス / 中和抗体 / Small-HBsAg / 抗体療法 / 細胞マイクロアレイシステム |
研究概要 |
細胞マイクロアレイシステムで得られた抗HBVモノクローナル抗体を用いて検討した。エピトープ解析では、HBV表面蛋白の細胞外ループ部が強い抗原性を持ち、HBV中和能に関連することを示した。抗体の組み合わせにより様々なgenotype、エスケープミュータントとして知られるG145Rに対してもHBV中和効果を示した。これらの知見は、今後ユニバーサルワクチネーションが検討されており、現行のワクチンで様々なgenotype、ミュータントを含めたHBV中和が可能であることを示す。また、モノクローナル抗体もしくはその組み合わせによる抗体療法の可能性も示唆する。
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