研究課題
若手研究(B)
ダウン症候群は、精神遅滞や特有な顔貌を主な特徴とする疾患で、ヒト21番染色体の全てまたは一部が3倍体となることで発症する。本研究課題では、オリゴデンドロサイト形成に関わるOlig遺伝子に着目し、ダウン症候群モデルを用いトリソミー領域内のolig遺伝子のみを3倍体から2倍体に戻すことにより、精神遅滞様症状が改善されるかどうかを検討した。その結果、Olig遺伝子が精神発達遅滞の原因遺伝子の一つである可能性が示唆された。
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Cereb. Cortex. 20
ページ: 1131-1143
J.Neurochem. 110
ページ: 1965-1976