研究課題/領域番号 |
21791048
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
中村 友紀 福岡大学, てんかん分子病態研究所, 研究員 (90535072)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | てんかん / イオンチャネル / 遺伝子 / 電気生理 / 変異体 / カリウムチャネル / 過分活性化環状ヌクレオチド依存性チャネル / 熱性けいれん / KCNQ / 点変異体 / HCN2 / パッチクランプ / バッチクランプ |
研究概要 |
熱性けいれん患者96人の遺伝子スクリーニングを行い、過分極活性化環状ヌクレオチド依存性チャネル(HCN) 2の変異(S126L)を発見した。熱性けいれんの病態に近づけるため灌流温度を室温から38度に上昇させると、変異型のV_1/2が野生型と比べ有意に大きく脱分極側に移動し、開口速度が短縮した。サイクリックAMP(cAMP)に対する反応性は野生型と変異型で有意差は認められなかった。以上のことからこの変異は発熱によって神経の興奮性を変化させることが示唆された。
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