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皮膚におけるTNF-α変換酵素の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 21791059
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関山形大学

研究代表者

川口 雅一  山形大学, 医学部, 講師 (10302291)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード皮膚 / TNF-α / TACE / シグナル伝達 / 遺伝子改変マウス
研究概要

TNFα converting enzyme(TACE)のsiRNAをもちいてケラチノサイトで各種の実験を行った。TACEのsiRNAによりTACE mRNAの発現はreal time PCRにより検討したところ、80%ほど抑制された。TACE阻害剤を用いた実験では、阻害剤はケラチノサイトの遊走阻止効果やサイトカイン刺激によるケラチノサイトからのケモカイン産生を調節している結果が得られていたがsiRNAでは同様の効果は見られなかった。数種類のsiRNAで効果を検討したが、結果は同じであった。
TACE阻害剤を用いてメラノーマcell lineに対して細胞死を誘導するか検討した。メラノーマcell lineをTACE阻害剤で処理した後、TNF-αで刺激し、24から48hr後の細胞数を計測した。TACE阻害剤とTNF-αは、今回検討したcell lineに対しては影響は見られなかった。今後TNF-α以外のligandで検討する予定である。
また、SCCおよびmelanomaのcell lineや、手術で切除してきた組織を用いてTACEの発現や活性を測定するために標本を集積中である。TACEの基質の多くはADAM10の基質にもなりうるため、ADAM10およびEGFRなどを併せて検討を加える予定である。
TACEcDNAをGFPを含んだベクターに挿入しケラチノサイトに遺伝子導入した。今後各種の刺激によるTACEの細胞内局在の変化を検討する予定である

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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