研究課題
若手研究(B)
今回我々は炎症の代表例である免疫複合体病の一つであるアルサス反応の動物モデルを用いて炎症における血小板の役割を検討した。Busulfanによる血小板抑制は、野生型マウスで有意に炎症反応を抑えた。細胞接着分子の欠損マウスを用いた同様の実験にてP-セレクチン欠損マウスおよびPSGL-1欠損マウスではbusulfan処理による炎症抑制作用は認められたが、E-セレクチン欠損マウスでは認められなかった。血小板は炎症反応を修飾している可能性が示唆された。
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Am J Pathol 176
ページ: 259-69
Am J Pathol.2010Jan 176(1)(Epub)
ページ: 259-269