研究課題
若手研究(B)
有棘細胞癌の浸潤・転移機構を理解するため、マウスにおいて低転移性と高転移性の扁平上皮癌を形成する同一遺伝背景の形質転換ケラチノサイト株について、microRNA、mRNA、蛋白質の発現を網羅的に比較した。高転移性株はケラチン8/18ペアを異所性に高発現し、低転移株にこれらを発現させると基底膜浸潤性を獲得した。有棘細胞癌症例の免疫組織化学解析では、これらの異所性発現と浸潤能が有意に相関した。
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Biochem.Biophys.Res.Commun. 399
ページ: 365-372
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