研究課題
若手研究(B)
γδT細胞の絶対数や頻度、γδT細胞上のCD62L、CD69の発現は正常人と患者の間に差はなかった。末梢血中Vδ2+細胞の頻度が減少し、Vδ9+細胞の頻度が増加しており、患者でγδT細胞レパトアの異常が認められた。PMAとionomycinによる刺激を加えた後、γδT細胞のサイトカイン産生の異常の有無を検討し、IFN-γ産生が亢進している患者がみられた。IFN-γを加え単球を培養したところ、単球の細胞数が増加することが確認された。したがってγδT細胞はIFN-γを異常に産生し、サルコイドーシスの病態に関与している可能性が推測された。
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