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3T-MRSを用いたアルコール依存症患者のGABA、グルタミン酸異常に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21791123
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 精神神経科学
研究機関岐阜大学

研究代表者

天野 雄平  岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (90444330)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード脳・神経 / 神経機能画像 / 超高磁場(3テスラ)MRI / 磁気共鳴巣ペクトロスコピー(MRS) / アルコール依存症 / GABAグルタミン酸 / 磁気共鳴スペクトロスコピー(MRS) / GABA、グルタミン酸
研究概要

超高磁場(3テスラ)MRI装置を用いて、断酒後各段階のアルコール依存症患者3群と健常被験者を対象に磁気共鳴スペクトロスコピーを行い、生体内でのGABA、グルタミン酸等の神経伝達物質を測定、比較することで依存のメカニズムと回復過程について調査することが本研究の主旨である。現在、アルコール依存について死後脳などでなく、生体内での神経伝達物質の変化をin vivoでとらえた研究はほとんど見られず、成功すれば依存症の生物学的基盤の解明に大きく寄与することが期待できる。また、非侵襲的な方法を用いており、被験者にとって安全であることも本研究の大きな利点である。2年目にあたる本年度は蓄積されたデータの解析と成果発表を行う予定であったが、昨年度、新規納入された3テスラMRI装置が当初予定していたメーカーのものでなかったことが原因して、GABA、グルタミン酸の測定が難渋し、何度も試行してみたが、現在までに有意義なデータの蓄積に至っていない。ただ、対象患者については健常対象と長期断酒群(数年)、短期断酒群(数ヶ月)飲酒直後群とも十分数が確保されているため、来年度も現行の研究を継続して(本学倫理委目会には研究延長を申請済み)、最終的に論文作成までこぎつかせたいと考えている。ただ、どうしてもGABA、ゲルタミン酸の測定がうまくいかない場合は、次善の策として測定項目をN-アセチルアスパラギン酸やコリン、クレアチニンなど比較的容易に測定できるものに変更した上でデータをまとめることも考慮したい。

報告書

(2件)
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 岐阜大学で現在実施中の研究について アルコール依存の解明に向けて2010

    • 著者名/発表者名
      天野雄平
    • 学会等名
      各務原LAI懇話会
    • 発表場所
      各務原病院 大ホール
    • 年月日
      2010-04-21
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [図書] 大学生の健康ナビ お酒と麻薬の害について2010

    • 著者名/発表者名
      天野雄平(山本真由美編集)
    • 出版者
      岐阜新聞社
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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