マルチエナジー法を用いた救急MDCTによる急性期脳梗塞CADシステムの開発

• 研究課題/領域番号: 21791210
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 放射線科学
• 研究機関: 北里大学
• 研究代表者: 原 秀剛 北里大学, 医療衛生学部, 助教 (80381424)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: Multi-energy / X線CT / 脳梗塞 / 救急医療 / コンピュータ支援診断 / 画像処理 / 放射線機器工学 / rt-PA

研究概要

本研究は,我国における死亡率原因の第3位及び寝たきりになる原因の第1位の脳血管疾患を対象とし,近年問題視される脳梗塞を画像診断により支援する手法の開発を目的としている.急性期脳梗塞検出用X線CT撮影条件の再考,急性期脳梗塞を描出するための画像処理アルゴリズムの開発,急性期脳梗塞描出のための頭蓋骨の影響評価及びDual Energy画像の利用の検討から,X線CT検査では描出困難な急性期脳梗塞を早期に検出する可能性を明らかにした.

研究成果

• [雑誌論文] Development of an X-ray CT Phantom for Evaluation of Cerebral Apoplexy (2010)
  • 著者名/発表者名: Hara H, Inoue T, Nakajima Y
  • 雑誌名: The St.Marianna Medical Journal Vol.38, No.1 ページ: 9-16
  • 査読あり
• [雑誌論文] 小児頭部X線CTファントムの作製及び撮影条件最適化の試み (2010)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛, 吉村良, 井上年幸, 西村克之, 中島康雄
  • 雑誌名: 日本小児放射線技術 35号 ページ: 56-60
  • NAID: 40017003490
  • 査読あり
• [雑誌論文] Morphological filterを用いたX線CT画像における急性期脳梗塞検出法の開発 (2010)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛, 井上年幸, 新島友輝, 村石浩, 阿部慎司, 佐藤斉, 伊藤彰義, 中島康雄
  • 雑誌名: 日本医用画像工学会Proceedings Vol.29 CD-ROM ページ: 7-7
• [雑誌論文] Development of an X-ray CT Phantom for Evaluation of Cerebral Apoplexy (2010)
  • 著者名/発表者名: Hidetake Hara
  • 雑誌名: The St.Marianna Medical Journal 巻: Vol.38 ページ: 9-16
  • 査読あり
• [雑誌論文] Morphological filterを用いたX線CT画像における急性期脳梗塞検出法の開発 (2010)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 雑誌名: 日本医用画像工学会JAMIT proceedings 巻: Vol.29(CD-ROM) ページ: 7-7
• [雑誌論文] 小児頭部X線CTファントムの作製及び撮影条件最適化の試み (2010)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 雑誌名: 日本小児放射線技術研究会 35号 ページ: 56-60
  • NAID: 40017003490
  • 査読あり
• [雑誌論文] 脳卒中検出のための周波数処理を用いたX線CT画像コントラスト強調法 (2009)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛, 井上年幸, 西村克之, 中地俊介, 阿部慎司, 佐藤斉, 伊藤彰義, 中島康雄
  • 雑誌名: 日本医用画像工学会Proceedings Vol.28 CD-ROM ページ: 6-6
• [雑誌論文] 脳卒中検出のための周灘処理を用いたX線CT画像コントラスト強調法 (2009)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 雑誌名: 日本医用画像工学会JAMIT proceedings VOL.28(CD-ROM) ページ: 6-6
• [学会発表] 頭部X線CTにおける低吸収域病変の描出-頭蓋骨の影響評価- (2011)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 日本放射線技術学会関東部会
  • 発表場所: 大宮ソニックシティー(埼玉県)
  • 年月日: 2011-02-06
• [学会発表] Multi-Detector CT of Acute Cerebral Stroke in Emergency (2010)
  • 著者名/発表者名: Hara H
  • 学会等名: 96^<th> Scientific Assembly and Annual Meeting of the Radiological Society of North America (RSNA)
  • 発表場所: Chicago, IL(USA)
  • 年月日: 2010-12-01
• [学会発表] Multi-Detector CT of Acute Cerebral Stroke in Emergency (2010)
  • 著者名/発表者名: Hidetake Hara
  • 学会等名: Radiological Society of North America (RSNA)
  • 発表場所: Chicago, IL (USA)
  • 年月日: 2010-12-01
• [学会発表] 頭部X線CT低濃度域描出のためのDual energy画像の利用 (2010)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 第38回日本放射線技術学会秋季学術大会
  • 発表場所: 宮城県
  • 年月日: 2010-10-14
• [学会発表] 頭部X線CT低濃度域描出のためのDual energy画像の利用 (2010)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 日本放射線技術学会
  • 発表場所: 仙台国際センター(宮城県)
  • 年月日: 2010-10-14
• [学会発表] X線CTによる頭蓋内疾患診断における頭蓋骨の影響評価 (2010)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 日本医学物理学会
  • 発表場所: 学術総合センター(東京都)
  • 年月日: 2010-09-24
• [学会発表] X線CTによる頭蓋内疾患診断における頭蓋骨の影響評価 (2010)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 第100回日本医学物理学会学術大会
  • 発表場所: 東京都
  • 年月日: 2010-09-23
• [学会発表] Dual energy法を用いたX線CT画像における急性期脳梗塞描出の可能性 (2010)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 第99回日本医学物理学会学術大会
  • 発表場所: 神奈川県
  • 年月日: 2010-04-09
• [学会発表] Dual energy法を用いたX線CT画像における急性期脳梗塞描出の可能性 (2010)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 日本医学物理学会
  • 発表場所: パシフィコ横浜(神奈川県)
  • 年月日: 2010-04-09
• [学会発表] 超急性期脳梗塞描出のための脳卒中ファントムを用いたX線CT撮像条件の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 日本放射線技術学会関東部会
  • 発表場所: 山梨県立県民文化ホール(甲府市)
  • 年月日: 2010-02-06
• [学会発表] 急性期脳梗塞の低吸収域検出におけるCT撮像パラメータの再考 (2009)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 日本医学物理学会
  • 発表場所: 京都国際会議場(京都府)
  • 年月日: 2009-09-18
• [学会発表] 急性期脳梗塞の低吸収域検出におけるCT撮像パラメータの再考 (2009)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 第98回日本医学物理学会学術大会
  • 発表場所: 京都府
  • 年月日: 2009-09-17
• [学会発表] 脳卒中検出のための周波数強調処理-X線CTファントムシミュレーション- (2009)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 日本医学物理学会
  • 発表場所: パシフィコ横浜(神奈川県)
  • 年月日: 2009-04-18
• [学会発表] 脳卒中検出のための周波数処理-X線CTファントムシミュレーション (2009)
  • 著者名/発表者名: 原秀剛
  • 学会等名: 第97回日本医学物理学会学術大会
  • 発表場所: 神奈川県
  • 年月日: 2009-04-17