研究課題
若手研究(B)
原爆投下後60年以上が経過しても原爆被爆者における肺がんのリスクはいまだに高い。しかし、放射線被曝が長期間にわたり肺がん発生に影響を及ぼす分子機序は不明である。そこで、肺発がんに関連する分子的変化を解析して、原爆被爆者肺がんの分子腫瘍学的特徴を明らかにすることを本研究の目的とした。これまでの試行調査とあわせ、本研究によって、放射線被曝が、肺がんの特定の遺伝子変異の頻度やその変異パターン、そしてDNAメチル化などの分子的変化に影響を与えている可能性を示唆する結果を得た。
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Thyroid
巻: 20(1) ページ: 43-9
Thyroid 20
ページ: 43-49
Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention
巻: (印刷中)
http://www.rerf.jp/library/rr/rr0807.htm