研究課題/領域番号 |
21791266
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 国立病院機構四国がんセンター (2011) 独立行政法人国立病院機構四国がんセンター(臨床研究センター) (2009-2010) |
研究代表者 |
原 文堅 国立病院機構四国がんセンター, 臨床研究センター, 医師 (00507717)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 乳癌 / 薬剤耐性 / PIK3CA遺伝子変異 / ドセタキセル / タモキシフェン / 癌 / 遺伝子 / 医療福祉 / 臨床 / 薬剤反応性 |
研究概要 |
PIK3CA遺伝子変異は細胞の癌化、薬効耐性に関与するとされる。我々は乳癌薬物治療の代表的抗がん剤であるドセタキセル(DTX)とタモキシフェン(TAM)について検討した。DTX単剤による乳癌術前化学療法を施行された57症例のPIK3CA遺伝子変異解析を行い臨床病理因子、DTXの効果との関係を検討したが、DTXの効果とPIK3CA遺伝子変異の有無との間に有意な相関は認められなかった。次に補助療法でタモキシフェン投与のみがなされた132症例の遺伝子変異解析を同様に行ったが、Exon9 PIK3CA変異があると予後良好である傾向が見られたが有意差には至らなかった。今回の検討によりPIK3CA遺伝子変異はDTX、TAMの耐性の原因とはならないことが示唆された。
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