消化管大量切除後の薬物治療検証システムの確立

• 研究課題/領域番号: 21791267
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 消化器外科学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 羽根田 祥 東北大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (20436140)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 大腸全摘 / 消化管大量切除 / 水様性下痢便

研究概要

大腸全摘施行後の患者に対してloperamideを投与したが、下痢の改善効果は見られず、loperamideにはaldosterone系を介した水分電解質の明らかな再吸収促進効果は認められなかった。ヒト検体を用いたUssing chamberによる電気生理学的手法にてもNa輸送に明らかな変化は見られなかった。しかしながら、研究代表者らは過去の研究で同手法によりヒト検体を用いたSGLT-1におけるglucose投与の評価を成功させており、このin vivoのシステムは使用する薬物の薬理作用によっては治療効果検証に機能しうる可能性があると思われた。

研究成果

• [雑誌論文] C.Difficile 関連難治性回腸嚢炎の3例 (2010)
  • 著者名/発表者名: 小川仁, 羽根田祥, ほか8名
  • 雑誌名: 日本消化器外科学会雑誌 43(3) ページ: 270-276
  • 査読あり
• [雑誌論文] IBDにおける外科治療の現状 (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥, ほか8名
  • 雑誌名: IBD Research. 4(1) ページ: 32-43
• [雑誌論文] 手術vs非手術-最新のエビデンスから 炎症性腸疾患 (2010)
  • 著者名/発表者名: 渡辺和宏, 羽根田祥, ほか10名
  • 雑誌名: 外科 72(13) ページ: 1508-1514
• [雑誌論文] Infliximab投与後急激な腫瘍マーカーが診断の契機となったCrohn病合併痔瘻癌の1例 (2010)
  • 著者名/発表者名: 佐藤学, 羽根田祥, ほか11名
  • 雑誌名: 日本消化器外科学会雑誌 107(6) ページ: 885-892
  • 査読あり
• [雑誌論文] IBDにおける外科治療の現状 (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 雑誌名: IBD research 巻: 4 ページ: 38-43
• [雑誌論文] IBDにおける外科治療の現状 (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 雑誌名: IBD research 4 ページ: 38-43
• [雑誌論文] 術後の下痢-その対処法- (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥, ほか2名
  • 雑誌名: 成人病と生活習慣病 39(1) ページ: 96-99
• [雑誌論文] 消化器外科疾患30の病態生理とケア:クローン病 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥, ほか3名
  • 雑誌名: 消化器外科Nursing 春季増刊号 ページ: 112-118
• [雑誌論文] 消化器外科疾患30の病態生理とケア:潰瘍性大腸炎 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥, ほか3名
  • 雑誌名: 消化器外科Nursing 春季増刊号 ページ: 119-127
• [雑誌論文] 大腸全摘回腸?肛門吻合術 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥, ほか7名
  • 雑誌名: 外科 71(13) ページ: 1529-1532
• [雑誌論文] 小腸狭窄に対する形成における縫合・吻合 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥, ほか2名
  • 雑誌名: 64(11) ページ: 209-212
• [雑誌論文] 大腸全摘回腸嚢肛門吻合術 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 雑誌名: 外科 71 ページ: 1529-1532
• [雑誌論文] 術後の下痢について -その対処法- (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 雑誌名: 成人病と生活習慣病 30 ページ: 96-99
• [雑誌論文] 小腸狭窄に対する形成における縫合・吻合 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 雑誌名: 臨床外科 64 ページ: 209-212
• [学会発表] 当科における在宅中心静脈栄養療法の成績 (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 宮城IBD学術講演会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2010-12-11
• [学会発表] 当科で施行している在宅中心静脈栄養療法の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 第65回日本大腸肛門病学会総会
  • 発表場所: 浜松
  • 年月日: 2010-11-26
• [学会発表] 当科で施行している在宅中心静脈栄養療法の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 大腸肛門病学会
  • 発表場所: 浜松
  • 年月日: 2010-11-26
• [学会発表] 当科での在宅中心静脈栄養療法の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: JDDW2010
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2010-10-16
• [学会発表] 当科での在宅中心静脈栄養療法の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: JDDW
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2010-10-16
• [学会発表] 回腸瘻造設後のクローン病(CD)の残存小腸長からみた在宅中心静脈栄養(HPN)導入基準の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 第65回日本消化器外科総会
  • 発表場所: 下関
  • 年月日: 2010-07-16
• [学会発表] 回腸瘻造設後のクローン病(CD)の残存小腸長からみた在宅中心静脈栄養(HPN)導入基準の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 消化器外科学会
  • 発表場所: 下関
  • 年月日: 2010-07-16
• [学会発表] Critical length of the small intestine to introduce home parenteral nutrition (HPN) in patients with Crohnfs disease (CD) having ileostomy. (2010)
  • 著者名/発表者名: S.Haneda
  • 学会等名: European Society for Surgical Research 2010.
  • 発表場所: Geneva
  • 年月日: 2010-06-10
• [学会発表] Critical length of the small intestine to introduce home parenteral nutrition (HPN) in patients with Crohn's disease (CD) having ileostomy (2010)
  • 著者名/発表者名: Sho Haneda
  • 学会等名: European society for surgical research
  • 発表場所: スイス・ジュネーブ
  • 年月日: 2010-06-10
• [学会発表] 回腸瘻を造設したクローン病症例におけるHome parenteral nutrition(HPN)導入基準の検討-残存小腸長の観点から- (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 第96回日本消化器病学会総会
  • 発表場所: 新潟
  • 年月日: 2010-04-24
• [学会発表] ストーマ閉鎖後に小腸出血を来たした潰瘍性大腸炎の1例 (2010)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 第75回宮城IBD研究会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2010-02-02
• [学会発表] 潰瘍性大腸炎における回腸嚢炎に対する治療法と臨床経過 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 第64回日本大腸肛門病学会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2009-11-06
• [学会発表] 潰瘍性大腸炎における回腸嚢炎に対する治療法と臨床経過 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 日本大腸肛門病学会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2009-11-05
• [学会発表] Treatment of Bacterial Catheter-Related Sepsis (CRS) with Antibiotic-Lock Technique(ALT). (2009)
  • 著者名/発表者名: S.Haneda
  • 学会等名: International Surgical Week 2009.
  • 発表場所: Adelaido
  • 年月日: 2009-10-09
• [学会発表] Treatment of Bacterial Catheter-Related Sepsis(CRS)with Antibiotic-Lock Technique(ALT) (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: International surgical week
  • 発表場所: アデレード、オーストラリア
  • 年月日: 2009-10-09
• [学会発表] 皮下埋め込み型中心静脈ポート感染に対して施行した抗生剤ロック療法(ATL)の検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 第95回日本消化器病学会総会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2009-05-09
• [学会発表] 皮下埋め込み型中心静脈ポート感染に対して施行した抗生剤ロック療法(ALT)の検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 日本消化器病学会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2009-05-09
• [学会発表] 皮下埋め込み型中心静脈ポートの感染に対する抗生剤ロック療法(ALT)の有用性の検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田祥
  • 学会等名: 第109回日本外科学会定期学術集会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2009-04-03
• [備考] ホームページ等