研究課題
若手研究(B)
季節肺移植におけるドナー不足を解消する手段として、近年、マージナルドナー肺や心臓死ドナー肺が、積極的に利用され始めている。このようなドナー肺の安全な利用のためには、ドナー肺の質を移植前に客観的に評価する必要がある。そこで、申請者は、中動物を用いて、体外循環回路(Ex Vivo Lung Perfusion:EVLP)を利用しドナー肺の質を評価するモデルを確立した。さらに、マージナルドナー肺や心臓死ドナー肺をEVLPで潅流する自体が、いわゆる傷害肺を治療する手段となる可能性がある結果を導いた。今後、さらなるデータの集積を行い、EVLPの可能性を追求し、実際に薬剤を投与することなどで、傷害肺の治療法を開発していく。
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