研究課題
若手研究(B)
我々はマウスの癌モデルを用いて光線力学的治療と樹状細胞癌ワクチン療法との相乗効果を報告してきた(Saji H et al, Clin Cancer Res. 2006)。本研究では臨床応用に向けた前臨床研究を行った。免疫治療を進める上で宿主の免疫状態を把握することは重要である。(1)肺癌切除検体50例を用いて免疫染色にてFOXP3+腫瘍浸潤性Regulatory T cellを測定し、臨床病理学的因子との相関関係を調べた。年齢、性別には有意差は無い。組織型では扁平上皮癌に比べて腺癌で多い傾向があり、リンパ節転移頻度とも相関関係を認めた。症例を150例に増やして研究を継続している。(2)「切除不能進行再発非小細胞肺癌に対する自己樹状細胞腫瘍内注入療法と光線力学的治療、ラジオ波、抗癌剤治療との併用療法の臨床研究」の実施計画書を作成する。(1)の結果を踏まえて対象症例を選別し、試験開始と症例登録に向けて準備をしている。
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