研究課題/領域番号 |
21791333
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
大谷 圭志 東京医科大学, 医学部, 助教 (70384956)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 呼吸器外科学 / 光線力学的治療(PDT) / ステント / 気道狭窄 / 呼吸器インターベンション / 肺癌 / 光線力学的医療 / 気管内ステント / インターベンション治療 / 光線力学的治療 |
研究概要 |
光線力学的治療(Photodynamic Therapy: PDT)は中心型早期肺癌に対して安全で効果の高い治療法である。一方、中枢気道の進行肺癌にはステント療法が有効で、顕著に呼吸器症状を改善することができる。しかしステント留置後は、肉芽形成や腫瘍の増大による再狭窄、ステントの移動や逸脱、喀痰喀出困難などの問題点がある。本研究では透明なステントを留置後、ステント留置部の病変に対してNPe6-PDTが施行可能か、また効果があるかを検討した。 ブタの中枢気道に透明なステント(Dumon Gold Studded Stent : NOVATECH[○!R])を挿入した後NPe6-PDTを施行し、一週間後、同部の病理学的変化を観察しその効果を検討した。 レーザー出力は透明なステントを通すと22.2%減少した。そこでブタの正常の気管にはNPe6静脈内投与後、出力180mW、照射時間9分16秒の計100 J/cm2 のレーザー照射(664nm)を行った。一方、透明タイプのステント留置部には、出力180mW、照射時間11分55秒の計100 J/cm2 のレーザー照射(664nm)を行った。一週間後に病理学的に検討したところ、ステント留置部と正常部で同様の効果が得られた。 このことから、透明タイプのステントを留置後に、同部へPDTを行うことは可能で効果があり、中枢気道の進行肺癌に対する治療の一助になると考えられた。
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