研究課題/領域番号 |
21791334
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
胸部外科学
|
研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
一ノ瀬 修二 東京医科大学, 医学部, 助教 (10424491)
|
研究分担者 |
臼田 実男 東京医科大学, 外科学第一講座, 講師 (60338803)
前原 幸夫 東京医科大学, 外科学第一講座, 臨床研修医 (10385106)
大平 達夫 東京医科大学, 外科学第一講座, 准教授 (40317847)
山田 雅恵 東京医科大学, 外科学第一講座, 臨床研修医 (50421102)
小野 祥太郎 東京医科大学, 外科学第一講座, 臨床研修医 (50532214)
石角 太一郎 東京医科大学, 外科学第一講座, 助教 (60424488)
大谷 圭志 東京医科大学, 外科学第一講座, 助教 (70384956)
筒井 英光 東京医科大学, 外科学第一講座, 准教授 (50328233)
池田 徳彦 東京医科大学, 外科学第一講座, 教授 (70246205)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 呼吸器外科学 / 肺癌 / センチネルリンパ節 / 気腫性嚢胞 / 気胸 / ブラ / 手術 / センチネル |
研究概要 |
(1)蛍光法によるセンチネルリンパ節の同定に関する研究;24例に施行して19例(79.2%)でセンチネルリンパ節を同定する事ができた。更に19例中17例(89.5%)においてセンチネルリンパ節の理論が成立していた。現在最もセンチネルリンパ節の同定率が高いとされるラジオアイソトープ法と遜色ない結果であり、今後臨床応用の可能性が示唆された。 (2)蛍光法による気腫性嚢胞の至適切除範囲に関する研究;18例19側に施行し、切除断端が陰性と評価されたものは6例、陽性が13例。うち巨大肺嚢胞5例は全例陽性、気胸は14例中8例が陽性(57.1%)であった。病理との正診率は84.2%と高く、術中評価としては有用と考えられた。しかしながら気胸の切除断端陽性と判定されたものが57.1%と高く、本来考えられた切除ラインより大きい範囲の設定が必要であった。今後は切除ライン設定や観察方法の工夫を行い、更なる精度の向上を図る必要があると思われた。
|