研究課題/領域番号 |
21791344
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
斉藤 敦志 東北大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (60375053)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 実験脳外科学 / 脳虚血 / 頚動脈プラーク / low density lipoprotein / LDL受容体 / 頚動脈狭窄 / LOX1 / リポソーム |
研究概要 |
脳虚血の原因となる頸動脈病変に注目し、細胞修復因子、動脈硬化促進因子として知られるLectin-like low density lipoprotein receptor 1(LOX1)の発現、薬物送達の指標としての有用性を明らかにすることを目的とした。研究の第一段階としてラット頚動脈プラークモデルを用いて頸動脈病変におけるLOX1の発現動態を明らかにした。次に第二段階としてこの発現をtargetとしたliposomal drugのdrug delivery systemを構築すべく、塩酸ファスジルを内包したliposomal drugの表面を抗LOX1抗体で修飾し経静脈的に投与を行った。頸動脈病変でのliposomal drugの集積を組織学的に確認し、targeting drug deliveryによりプラーク形成の抑制効果が有意に高まった
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