研究課題/領域番号 |
21791353
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
川岸 久太郎 信州大学, 医学部, 助教 (40313845)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 神経再生 / 神経機能再生 / 嗅覚 |
研究概要 |
嗅球から大脳への皮質投射経路が障害を受けた場合の神経回路再生を明らかとするため、外側嗅索の傷害実験を行い、ラットの外側嗅索の障害では生後2日のラットでは外側嗅索切断後も嗅覚機能が回復することが明らかとなった。一方生後12週の成獣ラットでは外側嗅索切断後、嗅覚機能は回復しなかった。また、嗅覚機能の回復は生後7日から14日までの間の障害であれば再生すると考えられた。これらのことより、新生児ラットでは脳の可塑性が存在し、障害を受けた神経回路の再生が起こり、機能も維持できることが明らかとなった。
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